こんちわ。コロナウイルスの恐怖におののきながら電車掃除の仕事をしているがんです。
特につり革の掃除をしているときには、恐怖レベルが一段と高くなったりしますw
ということで、今回は、今現在、電車掃除の仕事をしているがんが、この仕事について振り返りつつ、50代底辺オトコが納得できる仕事とはというテーマでお届けさせていただきます。
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50代の転職では正社員はまず無理
さて、50代ともなると、正社員の職に就くことなど夢のまた夢であるのはご同輩であるみなさんも先刻ご承知のこと。
かくいうがんも、何度か正社員就職にチャレンジしてみたのですが、すべて面接にたどり着く前の書類選考で見事に撃沈しています。
手取り14万円、ボーナスなしという若者なら絶対申し込まないような低賃金の会社ですら、面接までたどり着けず、毎度おなじみの「慎重に検討した結果、残念ながら今回は見送らせていただきました。」という文面の紙とともに必死になって作成した履歴書&職務経歴書が郵送で送り返されてきたときは、さすがに一週間ぐらい、うつ再発かというくらい落ち込みました。
そりゃあ、なんの特技&資格もない50過ぎのおっさんは、雇う側からしてみれば一番使いづらい人種であり、履歴書&職務経歴書だけでNGをくらうのも、まあ当然といえば当然であったりします。
でも、一言言わせてもらうと、
おんどりゃあ!そんなことは百も承知なんじゃあ!だけど、やる気だけはそこらへんの若いヤツらには負けないつもりなんじゃあ!ドスコイ!どうせ落とすなら、せめて面接ぐらいしてくれたってバチは当たらんぞ~!
が、底辺オトコの心の叫びです。
書類だけで落とされるのって、元々ちっぽけだった自尊心がさらに粉々に砕け散ります。マジに。
とまあ、こんなことを何回と繰り返していると、否が応でも世間様のきびしい現実に向き合うことになり、やがて50代底辺オトコの落ち着くべきところに落ち着くというわけです。
がんの今の仕事について
というわけで、がんは現在、非正規採用の地元の清掃会社でフルタイムで働いてます。
主な仕事内容は、電車の掃除。
車内清掃がメインで週に1~2日外装の洗車&コーティング作業があります。
8時頃に事務所に一度出勤してタオルやモップの準備をして、会社の車に乗り換えて仕事先の車両工場があるターミナル駅に向かいます。
午前中は休憩なしで12時まで作業し、13時まで一時間の昼休み、午後は15時から30分の休憩があり、作業終了はだいたい16時45分頃。
事務所に戻って、その日に使ったタオルを干したりして、17時半頃に解放って感じです。
給料は日給8千円で、週休2日。
税金や年金や保険を引かれた月の手取りはだいたい14万円ぐらいです。
電車の車内清掃って聞くと、一見ラクな仕事だと思われがちですが、これがあに図らんや。
仕事中ずうっと、立ちっぱなし&動きっぱなしのバリバリの肉体労働です。
この仕事を始めた最初の二週間ぐらいは、家に帰ってシャワー浴びて晩飯食ったら、昼間の疲れで眠くなり、20時頃には倒れ込むように寝てしまい、翌朝まで一度も目覚めずグッスリでしたから。
さすがに今は慣れてきたので、晩飯後すぐに眠くなるようなことはなく、2~3時間は余裕で、このブログを書くぐらいの体力は温存できています。
精神的ストレスが皆無でカラダだけ動かしていればいい仕事は、人間にとって、すこぶる健康によいことをあらためて実感
市役所に勤めていたときも晩飯後は今以上の時間的余裕があることはあったんです。
だけど、何かまとまったことをやろうという気にはとてもなれませんでした。
思うに、肉体的には全然大丈夫だったけど、精神的ストレスがたまっていて、気持ちがついていかなかったのかと。
市役所の仕事は事務仕事がメインでほとんどカラダを動かしません。
ただ、職員間の人間関係を軸に仕事を進めていくことが多く、常に対人関係のストレスにさらされていました。
がんが、2012年にうつになって役所を辞めてしまったのも、役所の中の人間関係に嫌気がさしてしまってというのが大きな理由のひとつです。
その点、今の仕事はその手のストレスが皆無なのがうれしいところ。
仕事中は作業に必要な最低限の会話のみで、市役所のときのような『法律に則って正確に、かつ、円滑なコミュニケーションで業務を滞りなく進めていく』というピリピリするようなプレッシャーは全くありません。
ひたすらカラダを動かして、電車の中をきれいにするという一点に集中するだけです。
おかげさまで、ご飯がとっても美味しくいただけます♪
市役所勤めのときには慢性的だった不眠症になることなどもありません。
あらためて、人間はカラダを動かすことで健康状態を維持しているんだなあということを実感している次第であります。
これから先のまだまだ長い人生を考えると今の仕事はじつは正解なのでは・・・
老後を迎えるにあたって一番気になるのは自分の健康状態です。
お金のことも気にならないと言えば嘘になりますが、それでも、優先順位をつけるとするならば健康が一番です。
常にカラダを動かして血の巡りをよくし、足腰を鍛えることができ、ご飯も美味しくいただけて、睡眠もしっかりとれる今の仕事は、じつは老後を間近に控えた50代にとっては理想の仕事なんじゃないの、と思い直しつつあるがんです。
カラダさえ丈夫ならば、60歳を過ぎても働くことができるし(一緒に働いてるヒトの中には72歳のヒトもいるw)、医療費がべらぼうに高くなることもないでしょう。
今の仕事のウイークポイントであるお金のことについては、実効性があるかないかは未知数ですが、対処方法みたいなものをがん的には考えております。
こちらにつきましては、また、近いうちにご紹介させていただきます。
まあ、いろいろ負け惜しみに近いようなことをグダグダと言ってきましたが、ひとつだけ確実に言えることがあります。それは、
今日も元気だ。お酒が美味い♪
それじゃあ、また(`・ω・´)ゞ
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